結局どれが良いの?NURO 光と他社光回線の比較まとめ


2015年にNTT東日本・西日本が提供している「フレッツ光」を各事業者に提供することとなり、それまでフレッツ光やau光など選べる光回線は数少なく限られていましたが、光コラボレーションサービスの登場により、今ではどの光回線を選ぶか迷ってしまう程多種多様に増えてきました。
そこで今回は、NURO 光を主軸に、その他の光回線とできるだけ分かりやすく比較していきたいと思います。
これからインターネット回線を申し込もうと考えている方や、インターネット回線の乗り換えを考えている方は、是非参考にしていただければと思います。
一番気になる!光回線料金の比較
戸建の場合
NURO 光 | A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 4,743円 | 5,200円 | 5,200円 (タイプA) |
5,100円 (ずっとギガ得) |
工事費 | 40,000円 月々 1,333円 |
24,000円 月々 800円 |
18,000円 月々 750円 |
37,500円 月々 1,250円 |
携帯割引 (キャリア) |
SoftBank | au | docomo | au |
割引料金(最大) | 2,000円 10台まで |
1,200円 1台まで |
3,000円 複数台によるシェアパック |
2,000円 10台まで |
集合住宅の場合
NURO 光 | A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1,900円 (10人以上利用) |
4,100円 | 4,000円 (タイプA) |
3,800円 |
工事費 | 40,000円 月々 1,111円 |
24,000円 月々 800円 |
15,000円 月々 625円 |
30,000円 月々 1,250円 |
携帯割引 (キャリア) |
SoftBank | au | docomo | au |
割引料金(最大) | 2,000円 10台まで |
1,200円 1台まで |
3,000円 複数台によるシェアパック |
2,000円 10台まで |
上記各種回線の基本料金に関して比較したところ、基本料金だけでいえばNURO 光が一番安いことが分かりました。
ただ、最近では携帯キャリアとまとめて契約している方も増えており、Docomoやauの携帯をお使いの場合はドコモ光やau光の方が安く抑えられる場合もあります。
割引額は契約プランにより変わってくる為、サポートセンターへの問い合わせなどを活用し、良く確認すると良いでしょう。
▼NURO 光forマンションの詳しい料金はこちらから


▼NURO 光と同様にSoftBank携帯の割引がかかる、SoftBank光との比較はこちらから
光回線速度の比較

©︎chris bartnik photography
NURO 光 | A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|---|
下り | 2Gbps | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps |
上り | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps |
上記の表で上り、下りと表記しましたが、一般的に速度というと「下りの速度」のことを意味しています。
ダウンロードしたり、動画を観たりする時には下りの速度を使っています。
インターネットの速度に関しては※ベストエフォート型 (下記参照)と言われるものになっており、どんな回線でも表記されている速度が常に出続けているわけではありません。
例えば、最大が100Mの回線だった場合、実際に出る速度としては10M〜80Mの間くらいと言われており、100M以上の速度が出たり、常に100Mが出ているという事はありません。
100M以下の速度で揺れ動いているという状況です。
上記の表でいうと、NURO 光以外の対応は1Gbpsになっている為、最大の速度が出たとしても1Gbpsを上回る事はありません。
それに対してNURO 光は2Gbpsが最大値のため、理論的には1Gdpsは超すと考えることができます。
ベストエフォート型、ギャランティ型とは
①ベストエフォート型とは
現在、提供されている光回線のほとんどがベストエフォート型です。
ベストエフォート(best effort)とは、「できる限り最大限の努力をします」という意味で、「品質(速度や安定感)の保証はできません」という意味を含んでいます。
そもそも速度の最大値とは、「環境が完全な場合において、計算上期待される数値」であり、基本的にその数値が出ることは難しいとされています。
インターネットの回線は他人と共有している為、同時に何人もの利用者がいると回線が混み合い、速度がなかなか伸びないという欠点があります。
ベストエフォート型はそのような混雑時に、「企業として最大限努力はしますが、速度の低下や通信不安定などの現象は発生することがありますよ」という事です。
しかし、コストの面では優しいというメリットがあります。(※月額5,000円ほど)
②ギャランティ型とは
ギャランティ(guarantee)とは、「保証」という意味で、「回線の品質を保証します」という意味を含んでいます。
ギャランティ型のサービスは主に法人向けのサービスとなっており、回線の質を保証する分設備や人員が必要となり、料金が高めの設定になっています。(※月額15万円くらいが相場です)
こちらは主に銀行や情報サービス会社などが利用する回線で、個人の利用はあまりありません。
その他サービスの比較

©︎王明源
回線を選ぶ際に特に重視される料金と速度の比較をしてきましたが、最後にその他のサービス提供についても比較していきたいと思います。
NURO 光 | A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|---|
固定電話(通話料金) | 月額 500円 (3分間 7.99円) |
月額 500円 (3分間 8円) |
月額 500円 (3分間 8円) |
月額 500円 (3分間 8円) |
無線LAN | 無料 | 月額300円 | 月額350円 ドコモ光ルーター01 |
月額500円 (携帯割加入で無料) |
mサポート | 月額500円 | 月額300円 | 月額500円 | 月額500円 |
セキュリティ | 無料 (カスペルスキー) |
月額500円 (カスペルスキー) |
ドコモnetなら無料 ドコモ光ルーター01に付属 |
月額300円 |
インターネットを利用する際に欠かせない基本的なサービスをまとめてみました。
以前は別途で購入しなければいけなかった無線LANルーターも、最近では通信事業者がサービスの一貫として提供していて、わざわざ家電量販店などに行って高い無線LANルーターを購入しなくても質の高いwi-fi環境使えるようになりました。
NURO 光はセキュリティサービスが無料で提供されており、全体的にサービス提供の範囲や質が高くなってきているようです。
その為、インターネット回線を選ぶ際は料金や速度だけではなく、ご自身の生活スタイルに合わせ、どのようなサービス提供をしているかなども視野に入れて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
最近では、安くて速いインターネットの提供が当たり前になってきています。
どの回線にしたら良いかわからないという方は、携帯とセットで割引がかかる方が良いのか、サポートサービスが充実していた方が良いのかなど、自分がどのようなサービスを必要としているかを一度確認したうえで、回線を選んでみてはいかがでしょうか。